NEW!23.04.26近況報告

本当にお久しぶりでございます。いやあ時のたつのは本当に早いなあと。
前からHPの更新をお願いされていたのですが、忙しさにかまけて先送りにしていて、いろいろ見づらいところがあったと思います。

コロナの影響でイベントがほとんどなくなったこともあり、いまは占いはもう活動休止状態でして、最近は夫婦でキャンプにはまり、この冬は雪中キャンプデビューをして楽しく過ごしております。

NEW!22.02.14近況報告

お久しぶりです。コロナ禍ではありますが、私の方はのんびりと幸せに生きております。
一昨年の十二月、新しいワンコとのご縁がありまして。そちらの世話に没頭し、すっかりサイトの方は忘れ去っておりました。
だけど昨年でなんと二十年がたっていたというΣ( ̄□ ̄lll)

近々、ご紹介したいサイトがあるので、今月中にはまた更新したいです。
それにしても久しぶりにリンクのページ見てみたら、リンク切れが凄いことに(;^_^A アセアセ・・・

ISDNの時代からやっているサイトですが、ほとんど化石みたいになっているなあ(遠い目)。

NEW!20.09.29ご報告

お久しぶりです。こちらのサイトはすっかりご無沙汰しておりました。

先日の九月二日、、このサイトにも度々出ていた愛犬が、十五歳と十一ヶ月で天国へと旅立ってしまいました。
去年の春、高血圧からくる腎不全と診断され、投薬しながらの闘病を続けておりました。
三日に一度の点滴を始めてからは、すこし体調が改善されていたので、お別れはまだ先と思っていたのに。

NEW!14.12.09「Oracle」ページメンテナンス
新企画「藍晶石の夜、紫水晶の朝」仮稼働 → こちら
キリ番カウンター、次は150万です。詳細は ブログ にて

「愚者の合わせ鏡」の工事は順調に進んでいます。

某イラストレーターさんのサイトに触発された、「肖像画を描いて欲しい画家勝手にランキング」(笑)

一位 荒木飛呂彦 画家じゃなくて漫画家だけど。ジョジョ立ちしてみたーい(笑)

二位 ムンク 怖いもの見たさ

三位 竹久夢二 夢二的大正美人に描いてほしい。

四位 片岡球子 すごいドヤ顔に描いてもらえそう。

五位 ピエロ・デラ・フランチェスカ 横顔の達人。最初チボリーナのパッケージ描いた人だと思ったのは昔の恥エヘヘ(*´・∀・`*)ゞ

 

イベントのお知らせ → こちら に詳細書いてあります。

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NEW!14.12.01「Oracle」ページメンテナンス
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12月のお知らせをブログにアップしました。

「愚者の合わせ鏡」の工事は順調に進んでいます。

 

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NEW!14.11.25「Oracle」ページメンテナンス
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「紫水晶の鏡」をリニューアルし、「愚者の合わせ鏡」に変更中です。

これから順次アップしていく予定ですので、工事中ですが雰囲気だけお楽しみください。

 

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NEW!14.11.17「Oracle」ページメンテナンス
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朝ドラのマッサンが面白すぎる。

最初は余市が出るからという地元LOVEな理由から観はじめたのですが、いやいやいやいや、ブルーレイディスクに撮りだめていたひと月分をあっという間に観てしまいました。

初外国人ヒロインのエリーさんがどうなのかなと、期待半分不安半分でしたが、女優のシャーロットさんが思った以上にキュートで目が離せません。

はっとするほど奇麗な正統派美人ではないのだけど、ものすごく表情が豊かで、動いている方が魅力的な女優さんですな。

たぶん、ご本人の感性が豊かで、頭もいいんだと思う。

マッサンはもともと好きな玉山鉄二なんだけど、想像以上のウィスキーバカで笑える。いわゆる天才や職人にありがちな、「あの人からこれをとったらただのダメ男」。

今は勤めていた会社を首になって、浪人生活まっしぐらなんだけど、おもむろに小説を書き始めたのには爆笑しました。

他の脇役も芸達者で、大阪弁の会話が聞いていて楽しい。

前作の「花子とアン」はちょっと中だるみ感があって、「このエピソード、ここまで引っ張らなくても」というのが度々あり、家事をしながら聞き流していた話もけっこうあるんだけど、マッサンは画面にかじりついて観てますよ(笑)

 

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NEW!14.11.11「Oracle」ページメンテナンス
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札幌はいよいよ雪が降り、冬がやってまいりました。

ブログにはこれからのアップになりますが、タロット講座をスタートさせます。

マンツーマンか、お友だち同士の受講もOK。二時間くらいで受講料はお一人3,500円です。

希望者が出た時のみの単発講座なので、一回だけの受講でもいいですし、お好きな回数を受けられます。

内容はご希望に沿った形になり、カードの覚え方、コンビネーションリーディングのやりかたなど、「これが分からないので教えてほしい」というリクエストに沿った内容です。

詳細は後ほどブログでお知らせ致します。

この間撮りだめていた「花子とアン」を、ようやく観終わりました(今さらか!)

ネットではけっこう叩かれていましたが、村岡花子と柳原白蓮という二人のヒロインは観ていて楽しかったし、今まで悪役扱いされていた伊藤伝右衛門の名誉回復にもなったので、まあこれはこれでいいんじゃないかと。

最後の最後で、私のお気に入りキャラ醍醐さんが腹心の友に格上げになったのも嬉しかったです。従軍記者になった時は、戦争で死ぬんじゃないかとドキドキしましたが(笑)

梶原編集長と富田先生が、めでたく結ばれたのも良かった。最後の「赤毛のアン」出版記念パーティーに夫婦で出てくるのかと思ったけど、出てこなかったのがちと残念。

ただですねー、唯一の不満が、みんな若過ぎてリアリティがなかったですわ。最後の方なんてみんな60近いのに、白髪とちょっとしわが増えただけですもん。

第一話の花子はけっこうきちんと老けメイクしていて、年齢相応だったのに、面倒くさくなったのだろうか?

 

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NEW!14.10.23「Oracle」ページメンテナンス
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20日のセレクトマーケットにはたくさんの方がお越し下さり、本当にありがとうございました。主催者の方にも体調を気遣っていただき、やはり自分の体調管理も仕事のひとつと(^_^;)

11月はイベントをお休みし、12月からまた出展致します。次回の出展は12月27日のチカホコでございます。

これからの予定としましては、10月末頃にメール鑑定やタロット講座もスタートさせようかと。

また冬を迎えるにあたって、街中での鑑定もリスタートさせたい。うちのサロンは雪に埋もれるので、ご近所以外の方は、来ていただくのはちと心苦しいのですよ。

それには、鑑定OKのカフェさんも街中で新しく探さねば(汗)

ホーリーバジルを使ったヒーリングトリートメントも、引き続きモニターさん募集しておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

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NEW!14.10.17「Oracle」ページメンテナンス
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ブログでもお知らせ致しましたが、小樽で出展予定しておりましたcopanは、個人的な事情により出展を取りやめました。

20日のセレクトマーケットは予定通りに出展致しますが、体調如何によっては、一時間早く五時で上がらせていただきます。

ホーリーバジルを使ったヒーリングトリートメントにたくさんのお問合せがありまして、10月の枠が早々に埋まりました。本当にありがとうございます。

11月も引き続きモニターさん募集しておりますので、お気軽にお問い合わせくださいませ。

 

イベントのお知らせ → こちら に詳細書いてあります。

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NEW!14.10.01「Oracle」ページメンテナンス
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キリ番カウンター、次は150万です。詳細は ブログ にて

先日、カウンター140万超えました。皆さま、ありがとうございます。

10月になりまして、いろいろと新しい企画を考えています。

詳細はブログの「サロンのお知らせ」に書いたのですが、セッションメニューの改定と、タロット講座のリクエスト開講、そしてホーリーバジルのエッセンシャルオイルを使ったヒーリングトリートメントを考えてます。

セッションメニューは今までのセッション時間を十分長くして、簡単なホロスコープリーディングもつけました。料金は据え置きです。

タロット講座はリクエストがあった時に開講する、マンツーマン形式で、内容も「こんなことが知りたい」という一人一人にあった内容する予定です。

あとはずっとやらないでいた、メール鑑定。これに関しては、どういうボリュームにするか未だ検討中です。そもそも需要があるのか?

 

イベントのお知らせ → こちら に詳細書いてあります。

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NEW!14.09.25「Oracle」ページメンテナンス
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先日、チカホコでのセレクトマーケットにはたくさんのお客さまに来ていただき、本当に感謝致します。

以前セッションさせていただいたお客さまから、嬉しい御報告もいただきまして。こういう時は占い師冥利につきますね。

あと年配のお客さまに、「先生」と言われまして、恥ずかしいやら恐縮するやら(^_^;)

時々、お客さまにお伝えしているのですが、タロットカードは知識は勉強で仕入れることは出来るけど、感覚や読みのセンスは全て実占で鍛えるしかないのですね。

習うより慣れろ。身体で覚えろの世界なのです。

つまり、私にとってはお客さまこそが先生。こうしてイベントに出ていろいろな方とお話しさせていただくのが、大切な勉強なのです。

そんな訳で、私のことを呼ぶ時は「先生」ではなく、長谷川さんでお願いします<(_ _)>。先生なんて怖れ多くて、もういたたまれないのです(涙)

あと、まもなくカウンターが140万に届きます。140万キリ番をゲットされた方には、30分の対面orスカイプかラインでのセッションか、メール鑑定をプレゼント致します。

スカイプもラインもやらないという方のために、今回からメール鑑定に対応致しました。

詳細はブログをご覧下さいませ。

 

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NEW!14.05.08「Voice of Soul」更新中!
イベントのお知らせ → こちら

歳をとったせいか(笑)めったなことでは驚かない私ですが、最近ひっくり返ったのがこちら
※画像は全てネットからの拾いものです

 

 

歴史上の偉人たちがイケメンになって登場し、パズルゲームをする乙女ゲームアプリだそうです。

ま、まあ新撰組や戦国武将、三国志の英雄たちが超イケメンになって登場するゲームはたくさんあるので、これくらいなら驚かないのですが。

この画像の真ん中で上半身をはだけたお兄ちゃんは、織田信長だそうです。ま、まあ、これくらいならアリっちゃあアリですな。

しかーし、この織田信長の右後ろにいるひまわりを持ったちょっと黒子テツヤ似の美青年、誰だか分かりますか?

な、なんと!!!
フィンセント・ファン・ゴッホなんだそうです!!!

 

 

( ゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

(;゚д゚)

(つд⊂)ゴシゴシ

 _, ._
(;゚ Д゚)???!

 

お前誰だよ!!!

しかもヤンデレサイコって、なんなんだよ〜(´Д⊂ヽ
まあ、ゴーギャンとはいろいろあったらしいけど。

耳を切り落としたり、精神病院にはいったりと何かとエキセントリックなゴッホだけど、最近の研究では、とても知的な絵画計算をした人だったことが分かっている。

情熱のおもむくままというのはあくまで一面に過ぎず、構図や色使いに緻密な計算をほどこし、狂気と情熱の画家というイメージは過去のものとなっているはずなのに。

昔は狂気の天才というイメージが先走り過ぎているような気がして、ゴッホの絵があまり好きではなかったのですよ。

でも歳をとるにつれ、彼の絵の良さが分かるようになってきました。

時代を先取りし過ぎた才能と色彩感覚を持ち、自分の技術を誰より信じながら、世間に認められない苦しさ。

狂気と冷徹に己を見つめる両面性がなければ、あのような絵は描けない。

そんな彼が、三十七歳という若さで自ら命を絶たなければならなかった心情を思うと、才能というものの残酷さを思い知らされます。

世に認められない才能は、ある意味呪縛でもあるから。

だーからーさー
誰かれかまわずイケメン萌えキャラにするの
やめてくれないかなあ

しかも悔しいことに、ピカソも出てくるんですが、ちょっと似てるんですよ。

 

 

こちらが若い時の写真。目つきと前髪が似てますよね。

 

考えてみればこういう乙女ゲームに画家が出てくるのって、目新しいといえば目新しい。
あ、ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロとルネサンス三巨匠も出てます。

 

すみません、もう、どこをつっこんでいいのか
(つд-||)

 

どうせなら、30歳年下の尼僧と駆け落ちしたフィリッポ・リッピとか、恋に生きた竹久夢二なんかも登場させてほしいものです。

興味のある方はGoogle Play からどうぞ〜。

 

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NEW!14.03.13「Voice of Soul」更新中!
「シャドウ&ライトオラクルカード」考察更新

先日「シャドウ&ライトオラクルカート」についてグーグルで調べておりましたら、ちょっと気になる記事を発見致しました。

某所でオラクルカードを使ってセッションをしている方のブログなのですが、このカードのことを「闇の存在からのメッセージ」と書いておりまして、なんじゃそりゃーと。

まあいかにも絵がおどろおどろしいので、そういう誤解をされたのかもしれませんが、同じような誤解をされている方の為に、ちょっと長いですが解説をば……。

まずこのカードのタイトルは「シャドウ&ライト」です。つまりこれはそのまんま「影と光」ですが、これを闇と光と誤解されているのかなと。

これは闇と光というよりは、分かりやすく言うと「陰と陽」ですわ。面白い図があったので貼っておきます。

太極図

万物は全て陰と陽から成り立ち、片方のみでは存在しえないという思想です。
私たち日本人ならびに東洋人にはなじみが深いのですが、これが西洋では異質というか異端な考えなのですわ。

キリスト教文化が基盤となる西洋では、この世は神の光で満たされているという教えなので、影という存在は考えられないのです。

つまり影=闇となり、人が持つ感情的弱さや理屈や理論で割り切れないブラックボックスなものは、全て罪だとされていました。
許されるには懺悔をしたり、祈りを唱えたりという宗教行為が必要だったわけです。

アスタロト

もともとヨーロッパには日本と同じ自然宗教が存在しまして、数々の神や精霊が土地ごとに崇拝されていました。
それがローマ帝国の国教にキリスト教が制定されると、一神教故に他の神々や精霊は弾圧され、悪魔とカテゴライズされてしまうのです。

画像は有名な悪魔アスタロトですが、もともとはアシュタルテという豊穣の女神です。古代アッシリアではイシュタルと呼ばれていました。

私はクリスチャンなのですが、こういう黒か白か的な西洋的不寛容には、ちょっとついていけないものがありますわ。

んで、その異端とされてしまった自然霊には、日本における「妖怪」に近い存在もおりまして、これは「妖精」と呼ばれキリスト教社会でちょっと特殊な生き残り方をしたのです。

つまり台所に住んで家事をこっそり手伝ったり、あるいは寝ている人に悪さをしたりという民間信仰的なものですが、なにしろキリスト教的にはグレーゾーンなので、おおっぴらに崇拝することはご法度です。

妖精

今日妖精というと羽の生えた可愛い女の子のイメージですが、あれが定着したのはヴィクトリア朝時代以降で、それ以前妖精といえばほとんどが醜い姿でした。

またエルフといえばオーランド・ブルームですが(?)、あのエルフのイメージを広めたのはトールキンの「指輪物語」で、イギリスでエルフといえば正確には「ハリー・ポッター」の屋敷しもべ妖精が近いです。

え、オーランド・ブルームじゃないの?

有名な妖精の取り換えっ子。
この赤ん坊を取り変えている黒いのは悪魔ではなく、妖精です。

妖精の取り換えっこ

つまり非キリスト教的存在故に、妖精たちは本来アウトローなものでした。
かれら自然神を信仰するペイガン(日本でいえば神主や巫女にあたる)は、魔女や悪魔崇拝者として、魔女狩りで徹底的に弾圧されてしまいます。

火刑法廷

日本では人気な「ハリポタ」ですが、魔術や伝統的な妖精が多数出てくるため、熱心なキリスト教信者の親たちからは「読ませたくない」との声も多いとか。

こういう人たちには、水木しげるの妖怪漫画なんてとんでもないんだろうな〜。あ、うちの実家には小学館入門百科シリーズの妖怪本全部揃ってますから。

水木しげる大先生に乾杯!

さて、長いことキリスト教社会の中で、こういった古い信仰や妖精、神々は抑圧されていたわけですが、産業革命とともに伝統的な価値観が崩れると、それにスポットライトを当てようする動きがありました。

これが有名な神秘主義、アレイスター・クロウリーやダイアン・フォーチュン、アーサー・ウェイトらによる魔術研究です。
タロットは彼らの研究の成果によって生み出されたと言っても過言ではありません。

悪魔

また、タロットには悪魔のカードがありますが、あれは単純に悪魔崇拝ということではありません。
悪魔とは人の心の闇を表し、それらから目を背けることなく、きちんと見つめることで自分を知るという考えの表れです。

こういった過去の神話や信仰を見つめ直そうという動きは、精神分析にも取り入れられ、ユングが有名な「元型論」を発表しています。
ここあたりから、ようやく西洋でも、人の心をブラックボックスから理解しようということになるのです。

実はアメリカから日本に入って来ているスピリチュアリズムは、伝統的なキリスト教を基盤としている所が大きいのです。

キリスト教と違うのはイエス・キリストだけではなく、世界中のいろんな神様を「マスター」と呼んでいることでしょうか。

でも伝統的な西洋思想を受け継いでいる部分もあります。それが「光」と「影」のうち「光」の部分だけをピックアップしていることです。

この世界は「愛」と「光」で満たされているという考え方は、まさにキリスト教的と言えます。しかし、光が強ければ強いほど、影もまた濃くなるというのが、東洋や自然信仰の考え方です。

※あと、オラクルカードに出ている妖精や天使は、あれはスピリチュアルナイズされた妖精や天使と思っていいです。もちろん、私はそれもありだと思っています。「マイ・バースデイ」の妖精さんカード好きだったし(笑)

天使や妖精には人間を守ったり導いてくれる存在もいますが、「出エジプト記」でエジプト全土の長男を虐殺した天使もいるので。
神も天使も精霊も、そういう意味では、人間の理解の範疇を超えたものだと思った方が正解です。

この「シャドウ&ライトオラクルカード」を監修したルーシー・キャベンディッシュさんは、魔女として魔法や神話、占いの研究をされてきた方です。
その彼女からしてみれば、「光しかない」という考えはむしろ偏った思想なのです。

この世界には光も影もある、陰陽混在、そこに善悪はない。私たち日本人には、むしろこっちの方がしっくりくるのではないでしょうか。

キリスト教に異端とされ、台所やトイレに追いやられた自然の精霊たちを再評価し、心の光と影をきちんと見据える。
それがこのカードの目的であり、私がおおいに共感するところなのです。

 

ご注意!!!

それとスピリチュアルに興味がある方の為に書いておきますが、人に害をなす忌むべき闇の存在というのは確かに存在します。

しかし、それらがいかにもおどろおどろしい、分かりやすい姿で現れることは、ほとんどないと思っていいです。

詐欺師が人当たりがよく、優しい外見なのと同様、それらはたいてい人が同情するよう儚げで弱々しかったり、もっと悪質なのは神や天使や精霊といった光の存在を騙ることもあります。

そして、人の心の弱さや空洞につけ込み、魂を喰い尽くします。

それらが本物なのかを判別する判断力に自信がないのなら、そういったものの存在を見たり感じたりしても、軽々しく深入りしないことです。

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